固めプリンさんのメモ

トロフィーコンプリート済。絵本風2D横スクロールアクションノベルゲーム。歌うたいの狼と隣国の王子が、手を取り森を進むちょっぴりダークなほんわか系。 冒頭から語り部によって話が進むが、ナレーションだけとはいえボイス付き。温かい音楽とデザインで、一気に物語の雰囲気に引き込む。ストーリー自体は非常にシンプルかつ童話チックで、昨今ソウルライクなものばかりやっている身としては単純だけど要所は押さえていて好印象。デザインも比較的可愛らしさに舵を切っていて、なんかプリニーみたいだなあと思ってたら、そういえばこれ日本一ソフトウェアでした。 主人公は狼と人間の姿を切り替えられるが、狼の攻撃/人間で手を繋ぐは同じボタン操作。傷付けることも安心させることも、同じ手。けれど決してどちらかでしか出来ない行為。異形の宿命。某パッションなリップを思い出す。童話のシンプルでちょっぴりほろ苦いストーリーが好きなら、最後まできっと楽しめるはず。 見たところ難易度が高そうな雰囲気は全く見られず、そもそもアクションを飛ばしてストーリーだけ進めることもできる模様。パズル要素もあるが、少し考えればサクサク進める。バイオよろしく、それはどういう仕組みで誰が作ったんだと突っ込みたくなるのはご愛敬。ほぼボス戦も存在しないため、結構気楽にプレイ可能……だが、ラストについては作品内ではシビアなアクションがあったりするので、苦手な方は根気よく。 トロフィーに関してもかなり甘めで、ストーリーをクリア+コレクション要素+若干のTAなど。設定はどれも易しいので、アーカイブ見るついでに10時間もかからないで収集可能。ステージのリトライ等も可。 注意点としては、どうしても目が見えない人を走らせたりするのに若干躊躇いがあること。多分龍で遥を走らせたりするのに抵抗がある人間は、余計躊躇うはず。あとはシンプル操作だからこそ、コンフィグがないのが……

遊び終わった